三か月後・・・
どん底低空飛行中は、他のことで気を紛らわしました。
高校時代の友人らが家に来てくれたり。
一人で映画を観に行ったり、、、
お一人様カフェに行ったり。今まではできないと思っていたことをやるようになった。
エステに行ったりジムやネイルサロンにも行って人生変わりました。
主人のことは朝晩は脳裏に焼き付いていましたが、日中は思い出さないことにしました。
忙しくしてやり過ごす。それが一番楽でした。
そうして3か月が経ち。
丸一年目の命日がやってきて・・・
仕事を半日で上がりお墓参りに行ったのです。
ところが・・向かう道で運転中、そう、なぜか運転中は気をそらすことが出来ず
彼のことが浮かんでくるのです。
運転しながら嗚咽してしまい、
お墓の前まできたのに、車の中から出られませんでした。
大泣きして大っ嫌いと叫んでいました。
結局お墓参りはできず、そのまま家に帰りました。
ぼうっと久しぶりにパソコンを開き。
グーグルクロームの写真を眺めているうちに
メモ のボタンを初めて開いたのです。
すると
命日にメモから沢山のラインのやり取りの抜粋がでてきました。
ほしかった2018年のやり取りがメモとして保管されていたのです。
主人の心が残されていました。
不貞の事実もありました。
・・・・本来ならショックを受けるはずが・・・
「核心の証拠が出てきた。とうとう裁判できる」。
彼女に反論できる。嬉しかった。
主人が天から観念して白状したのか、神様の哀れみか。
命日の日にとんでもない展開が待ち構えていました。